血のソーセージⅡ

レッカーランド

2012年08月10日 21:29


血のソーセージのお話 Ⅱ
本日は血のソーセージを製造しています。

広島のドイツ料理屋さんの注文で足りないので急きょ製造しています。

製造中に気がついた事は、昨日書いた羊羹の続きになりますが、羹は(あつもの)は
温かいとろみのあるスープの事であると書かれていたのを思い出しました、ブルート
ヴルストはゼラチン質で固まっているので出来たての状態では腸の中は熱いスープ
の状態になっています。

まさに羹そのものです。
(温めてお召し上がりになる場合は、スープ皿の上でお切り下さい。)

製造方法について

簡単に書きますと、主な材料は豚血、豚皮、豚脂でそれに塩と香辛料を混ぜて、
豚腸(羊腸だと薄くパンクし易いので血だらけなります)に充填し燻製にしてあるだけ
なんですが・・・ 中に混ぜてある豚脂もそのまま入れると血で滲んでしまうので、ある
工程を行うと血が滲まず豚臭さも少なくなります。

他のソーセージとの違いは大半のソーセージは低温(12度以下)でカッターに掛け
ますが、ブルートヴルストとレバーヴルストは中温で製造すると言う違いがあります。


ブログでソーセージ教室のようになってしまいましたが、今日はここまででおやすみなさい!

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